30代になって人生経験や社会人経験を重ねていると、相談されることが増えます。
僕は昔から街中でよく道を聞かれたり、ぶっちゃけられる方なので、
割と相談役として選ばれる方です。
最近は女性からの相談も増えたのですが、対応するときはコツが要るな~と感じています。
男性の場合は簡単、というわけではないですが、同じ男性同士だから分かち合えるところはあります。
女性からの悩み相談をされたときは、
本音 と 建て前
を理解する必要があります。
あとは、「なぜ僕に相談したか?」の理由を知ることです。

よく聞くのは、
女性は悩みを解決したくて相談しているのではなく、話してスッキリしたい
ということです。
要は話を聞いてほしい、という心理なのでしょうか。
これはまあまあ当たっていると思います。
僕のしくじり先生的な話ですが、女友達の恋愛相談に乗ったことがあります。
ダメ男と別れようか悩んでいるAさんが別の女友達Bさんに相談していたのですが、
男性の意見も聞いた方がいいよね
ということで、Aさんと年齢が近い僕が相談役として選ばれました。
そのときは、
「選んでもらったんだから、しっかり仕事をしないと!」
と思っていたのですが、後から感じたのは、
最初から結論は決まってて(別れた方がいい)、決断するきっかけを作りたかった
ということでした。
Aさんから一通り状況を聞いた後、プラスになればと思ってアドバイスをしたら、帰り際に、
「めっちゃ話すやん!」
と言われました。
(「あ、え、うん。相談されたからね。」)
と心の中で思いましたが、その瞬間、心の中で悟りました。
話を聞いてほしかっただけで、もう答えは出ていたんだ。
と。
しくじった~

でも、全部の相談が聞いてほしいだけではないから要注意です。
本音と建て前をよく知ることです。
そのためには、「なぜ自分に相談したか?」を知りましょう。
さっきの話だと、周りの男性でリアルにお願いできる人ってことで選ばれただけなんです。
なので、僕の経験が求められたのではなく、「身近にいる年齢が近い男性」ってだけだったんです。
別の話で、この前、女友達から仕事の相談がありました。
フリーランスで仕事をしていて、ある仕事を依頼されたけど受けた方がいいか、ということでした。
その仕事は僕が今している仕事と同ジャンルだったので、身近でやっているのが僕だけだったということで相談がありました。
このときに恋愛相談のように話だけきいていたのでは、
「は?アドバイスや意見を聞きたくて相談したんだけど。」
となってしまいます。
本音を知るコツは「なぜ僕が選ばれたか?」を知ることです。
話しながら探るのもいいですが、可能なら最初に尋ねてしまうのもアリです。
返答を聞いて、「自分だから選ばれた」のか「自分じゃなくてもよかった」のかでスタンスを変えればいいと思います。
結局はケースバイケースですが、肝に銘じているのは
「決めつけはよくない」
ということです。
男性だからとか女性だから、とかある程度の傾向はありますが、ドンピシャで当てはまるわけではないです。
なので、相手のことをよく理解するというのが大切になります。
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