いつも話題の映画が終了することに観に行きたくなる僕。
どうしようか迷った結果、
カイジ ファイナルゲーム
観に行っちゃいました!
上映開始から2か月たっているので、小さめのシアターでの上映でした。
スクリーンとの距離が近かったので、上映の終盤にきてよかったな~

ファイナルゲームの内容ですが、カイジファンとしては最高でした!
カイジらしいというより、原作者の福本伸行さんワールド全開って感じで。
福本さんもどこかで出演していましたが、見つけられませんでした(エンドロールで確認済み)
カイジの先見力や駆け引き、相手の心理を読む力、そして周りを巻き込む力は本当にすごい。
今回の相手は利根川さんよりも切れ者で強敵でしたが、
絶体絶命の状況をどう挽回するかをハラハラしながら観ていました。
ちなみに、強敵の黒崎役の吉田鋼太郎さんの演技は圧巻。
迫力がすごすぎて、ずっとスクリーンにくぎ付けでした。
ストーリーの流れはカイジ1よりもカイジ2に近い感じかな。
ゲーム内の駆け引きよりも、ゲーム外での駆け引きや根回しが見どころでした。
カイジの「ざわざわ」が好きな人にとっては、ちょっと物足りないのかな、とも感じました。
カイジの男気や潔さは相変わらずで、前作から10年たっていても、やっぱりカイジ役は藤原竜也さんしか演じれないだろうな。
鬼気迫る演技は何度見ても凄みを感じます。
あ!
ファイナルゲームではカイジ1と2でおなじみのキャラクターが登場します。
まだ観ていない人はぜひ観てほしいです。

観ていなくてもストーリーは理解できますが、1と2を見ておくと、
「ここで登場してくるんだ!」
というのがわかって、めちゃくちゃ面白いです。
ファイナルゲームは福本さん描き下ろしのオリジナルストーリーなので、漫画では観れません。
まだ間に合うので、ぜひ劇場へ。
もしくは3か月か半年待って、動画配信でチェックしましょう。
ちなみにですが、舞台は2020年東京オリンピック後に景気が急速に悪化した日本。
日本の借金をチャラにするためのゼロサムといえるような政策を止めるために白羽の矢が立ったのが伊藤カイジ。
これまでの勝負強さを買われて、救世主として期待されたのでした。
テンションが上がりすぎて、あらすじが最後になってしまった・・・

今回の舞台はフィクションとも言いにくく、もしかしたら来るかもしれないリアリティがありました。
東京オリンピックの延期があるかも、と話題になっていますが、延期ならまだしも中止になったら日本が大打撃を受けることは間違いないです。
カイジのように一発逆転するのもいいですが、事前に備えておいた方がいいな、という教訓も得たカイジの最終作でした。
カイジ1とカイジ2はU-NEXTなどで観ることができます。
ぜひファイナルゲームを観る前に観ておいてほしい!

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